
A.H.|2023年入社
地方紙の記者としてキャリアをスタート。結婚と妊娠を機に退職後、タウン誌の外部ライターや子育て情報誌の編集を務める。その間、第2子・第3子を出産しながらキャリアを継続。前職でWebサイトのディレクションを経て、紙媒体の記者職での経験を活かしたい思いが強くなり、転職を検討。子育てと両立できる環境を探す中で、当社と縁があり入社を決める。
これまでの経緯
2023/03
入社
IT業界全般を取材。メインの担当領域はITインフラ。

私は「週刊BCN」の記者として、特集企画の立案や有力なITベンダートップへのインタビュー「KeyPerson」における取材先候補の提案、取材、執筆など制作全般を担っています。入社前はIT業界の取材経験がないことに不安を感じていたものの、当時の編集長に「取材や執筆経験があれば業界のことは理解できるので、問題ない」と、力強く背中を押してもらえました。「一つひとつの取材がすべて学び」という気持ちで取り組み、着実に知識を蓄積できたと思います。
紙面の安定発行のためには、できるだけ多くの企画を出し特集を多く手掛けることが必要です。経験豊かな編集長や業界の取材歴が長い先輩記者など、チームメンバーたちはささいな質問にも丁寧に答えてくれるので、とても心強いですね。日々の取材の中で興味深いトピックがあれば、メンバーに共有して企画の切り口や取材先のアドバイスなどをしてもらうこともあります。取材時に感じた「この人の言葉を伝えたい」という思いを編集会議で伝えて記事化に至るなど、やりたいという意欲が紙面に反映できることはやりがいを感じます。
IT業界は多くの企業の事業基盤を支えており、社会を支えるインフラとしてその重要性はますます高まっています。日常にも深くつながっており、取材を重ねるたびにITが現代社会を動かしていることを実感します。また、「週刊BCN」は企業の経営方針をお伝えし、ビジネスのトレンドを読者にキャッチアップしていただくメディアです。社長など企業のトップに会う機会が多く、直接お話を伺えることは記者としてとても魅力的だと感じています。
BCNは、IT業界を長年ウォッチしてきたメディアとして独自のポジションを築いています。また、数あるIT系メディアの中で紙媒体を発行していることも独自性の一つです。ITは技術の進化が早く、わずか半年後には業界のトレンドが変わるほどです。私は生成AIなどの最新トレンドに触れながらIT業界の発展に寄与できる記者の仕事に魅力を感じています。今後はより知識を蓄積し、深みのある記事が書けるように日々積み重ねていきたいですね。
編集部は、チーム全員で仕事を進める意識が共有されています。週1回の校了日を目指し、1人に負荷がかからないように互いに配慮しています。例えば、原稿の量が多くスケジュールがタイトな時には周囲に相談しやすい環境です。みんなで一緒に取り組むチーム感がとても強いと思います。
また、記者の労働形態は裁量労働制のため、柔軟な働き方が可能です。例えば、勤務時間内に子どもの学校行事や急な通院の際には、チームで共有するスケジュールに記載してしたうえで仕事を抜けることもできます。仕事の調整もしやすく、私は集中して効率的に作業できる早朝に原稿を書くなど、一日を通じて業務と私生活のバランスを取るようにしています。
会社やチームに子育てへの理解もあることも、ありがたいですね。以前、取材の予定が入っていた当日の朝に、子どもが急病で入院したことがありました。上司に相談したところ、すぐに代わって現場に行ってくださり本当に助かりました。入院中は在宅で対応できるようにチームのみなさんが配慮してくれて、普段から「ありがたい」と思っているのですが、その時は身に染みて「本当に恵まれた環境だ」と心から思いましたね。
当社はビジネス領域のメディアのため、土日は完全に休みです。「記者は拘束時間が長い」というイメージをもたれるかもしれませんが、BCNはプライベートも充実させながら、記者としてキャリアを築ける環境です。私のように、以前記者を経験した方で「また働きたいけれど、今は子育て中で仕事だけに集中することはできない」という方もぜひチャンスをつかんでほしいと思います。みなさんと一緒にIT業界を盛り上げられるように、取り組んでいけたら一緒できればうれしいです。
9:30
出勤
在宅勤務が可能なため(週2回出社推奨)、フレキシブルな働き方が可能です。私は集中して原稿が書ける朝5時~7時に稼働することもあります。
10:00
取材
取材は午前・午後に1件ほど。場所は都内や首都圏近郊が中心で、取材先の都合に応じてオンライン取材と対面取材の場合があります。
12:00
お昼休憩
14:00
取材
最近は地方のIT企業の取材にも力を入れており、月1回ほど出張しています。先日は沖縄に行きました。また、米国など海外でイベント取材をする機会もあります。
16:30
編集会議
週1回のペースで実施。取材先は全員の予定を調整しながら「私がやりたいです」と手を挙げて、和気あいあいと決めています。
18:00
退勤
場合により直帰も可能です。




